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DLC膜(ダイヤモンドライクカーボン)の
基礎、膜質制御とその応用展開

■DLC膜の使用環境・条件と注意点■

受講可能な形式:【Live配信】のみ
 

★ 低摩擦特性、耐摩耗性という優れたトライボロジー特性を有するDLC膜を徹底解説!
★ 膜質形成、皮膜特性に及ぼす影響因子、高品質化へ!
日時 【Live配信】 2024年7月26日(金)  13:00~16:30
会場 【Live配信】 オンライン配信セミナー  
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配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
 ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

セミナー講師

同志社大学 理工学部 機械理工学科 教授 中村 守正 氏
<経歴>
2005年 大阪府立産業技術総合研究所 機械金属部 客員研究員
2007年 京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科 機械システム工学部門 助手
2009年 京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科 機械システム工学部門 助教
2017年 京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科 機械工学系 准教授
2019年 同志社大学 理工学部 エネルギー 機械工学科 准教授
2023年 同志社大学 理工学部 機械理工学科 教授
<学位>
2008年 博士(工学)(同志社大学)
<専門>
ドライコーティング、DLC、表面改質技術、機械要素、トライボロジー
<活動>
日本機械学会 機素潤滑設計部門 機械要素技術企画委員会(ME)委員、日本機械学会 関西支部 幹事・商議員、日本塑性加工学会 関西支部 幹事、日本材料学会 関西支部 常議員 など。
<WebSite>
https://kendb.doshisha.ac.jp/profile/ja.eb3c5609f02cfda9.html

セミナー趣旨

 DLC膜は、低摩擦特性、耐摩耗性という優れたトライボロジー特性を有することから、種々の機械部品の摺動(しゅうどう)面や接触面に適用されています。また、DLC膜は製法や形成条件によって、非常に広範な膜質を有することでも知られています。このような優れた機能を有するDLC膜ですが、適用にあたっては使用環境や使用条件など、考慮すべき種々の注意点があります。
 本講座では、DLC膜の基礎とその形成技術、活用するにあたっての注意点や適用事例などを紹介します。

セミナー講演内容

<得られる知識・技術>
DLC膜とはどのような材料か、DLC膜の形成技術、DLC膜活用における注意点、DLC膜の適用事例、研究開発の取り組み事例 など。

<プログラム>
1.DLC膜の基礎
 1.1 表面処理技術の基礎
 1.2 DLC膜の基本的性質

  1.2.1 DLC膜とは
  1.2.2 DLC膜の特性
 1.3 DLC膜の形成技術
  1.3.1 CVD法とPVD法
  1.3.2 各製法で形成された皮膜の一般的特性
 1.4 DLC膜の膜質制御
  1.4.1 UBMスパッタ法によるDLC膜の特性
  1.4.2 プラズマCVD法によるDLC膜の特性
 1.5 前半のまとめ

2.DLC膜の応用
 2.1 DLC膜適用における注意点

  2.1.1 皮膜特性に及ぼす影響因子
  2.1.2 DLC膜の問題点
  2.1.3 適用における注意点
 2.2 DLC膜の適用事例
  2.2.1 実機への適用事例
  2.2.2 講演者の取り組み事例
 2.3 DLC膜研究の動向
  2.3.1 研究開発の動向
  2.3.2 事例
 2.4 後半のまとめ
 2.5 総括

  □質疑応答□