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約6時間で学ぶ、徹底学習!乾燥技術のすべて。
~Excelを使った乾燥技術の評価実例とトラブル対策~

■乾燥の基本知識、乾燥機・乾燥操作、評価、材料乾燥の考え方■

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

★ アーカイブ配信のみの受講も可能です。
★ 約6時間で速習!乾燥技術の入門者にも基礎から実践までを短時間で理解できるセミナーです。
★ Excelを使って評価しますので、自社または自分の業務への導入にも簡単です。実習に使うソフトも配布いたします。
日時 【Live配信(アーカイブ配信付)】 2024年7月31日(水)  10:00~17:00
会場 【Live配信(アーカイブ配信付)】 オンライン配信セミナー  
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
60,500円 ( E-Mail案内登録価格 57,420円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体55,000円+税5,500円
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2名で60,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の30,250円)
【テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
 1名申込みの場合:受講料( 定価:46,200円/E-Mail案内登録価格 44,000円 )
   定価:本体42,000円+税4,200円
   E-Mail案内登録価格:本体40,000円+税4,000円
 ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
 ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
 ※他の割引は併用できません。
特典■Live受講に加えて、アーカイブでも1週間視聴できます■
【アーカイブの視聴期間】2024年8月1日(木)~8月7日(水)まで
このセミナーはアーカイブ付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
■Excelファイルを進呈■
Excel演習で使用する講師が作成したExcelファイルを進呈いたします。
 
配布資料【製本テキスト版の送付】と【PDFデータダウンロード】の両方で配布いたします。

◎ 製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
  ※セミナー資料は開催日の4~5日前に、お申込み時のご住所へ発送いたします。
◎ PDFデータ(印刷可/編集は不可)
  ※PDFデータは、セミナー開催日の2日前を目安にマイページからダウンロード可能になります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
アーカイブ(見逃し)配信について
・視聴期間は終了翌日から7日間を予定しています。またアーカイブは原則として編集は行いません。
・マイページからZoomの録画視聴用リンクにてご視聴いただきます。
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

セミナー講師

中村正秋技術事務所 代表、名古屋大学 名誉教授 中村 正秋 氏
<主な経歴>
1970年 名古屋大学大学院博士課程満了 (工学研究科化学工学専攻)
1982年8月~1984年3月 Research Associate, National Research Council ,Canada
1994年 名古屋大学教授 (工学部 分子化学工学科)
2004年 名古屋大学大学院教授 (工学研究科 化学・生物工学専攻 分子化学工学分野)
2006年4月 名古屋大学名誉教授、中村正秋技術事務所 代表
工学博士
<専門>
化学工学 (伝熱工学、反応装置工学、資源・環境学)
<WebSite>
http://www.ntechx.com/

セミナー趣旨

 乾燥技術の入門者にも基礎から実践までを短時間で理解できるように組んである。また、乾燥技術の内容を表現するために、どうしても数式が多くなる。この数式の内容をより深く理解できるように、Excel(Microsoft社)を使った実習を行う。
 とくに、新しく乾燥機を設計する場合、あるいは現有している乾燥機の性能評価をする場合、条件を幾通りも変えた計算を行い、その中から最適な解を見つけ出す作業が必要になる。この場合、Excelで計算手順を組み込んでおけば、作業が迅速、かつ容易になる。

セミナー講演内容

<受講に当たっての必要な予備知識>
伝導・対流・輻射(放射) 伝熱の基礎知識、Excelの基本的な操作

<受講に当たって準備するもの>
Excelがインストールされたノートパソコンをご準備ください。

※もし2台お持ちでしたら、Live配信視聴用のPCと、演習用のPCと分けた方が受講しやすいかもしれません。
(Excel 2003以降のバージョンであれば構いません。Mac/Windows は問いません。)

<得られる知識、技術>
1.乾燥技術の入門者にとっては基礎から分かり易く理解できる。
2.すでに乾燥に携わっている技術者にとっては、Excelを使った演習問題によってより深く理解できる。
3.実際の乾燥機の設計や性能評価をおこなうExcelソフトを持ち帰ることができ、各自が扱っている実際の乾燥機の設計や性能評価をおこなうことができる。
4.さらに、サンプルソフトをもとにして、自分に合ったソフトを開発できるようになる。

<プログラム>
1.乾燥はどのように進行するか 
 1.1 乾燥による重量と温度の変化
 1.2 定率(恒率)乾燥期間と減率乾燥期間 
 1.3 含水率の表し方 【Excel演習】
 1.4 乾燥速度と乾燥特性曲線 【Excel演習】
 1.5 限界含水率と平衡含水率

2.湿り空気の性質 
 2.1 飽和蒸気圧 【Excel演習】
 2.2 相対湿度(関係湿度) 【Excel演習】
 2.3 絶対湿度 【Excel演習】
 2.4 湿球温度 【Excel演習】
 2.5 露点 【Excel演習】
 2.6 湿度図表 【Excel演習】

3.湿り材料の性質と乾燥特性 
 3.1 材料内の水分の状態
 3.2 定率乾燥速度 【Excel演習】
 3.3 減率乾燥速度 【Excel演習】
 3.4 湿り材料を速く乾かすには 【Excel演習】
 3.5 むやみに速く乾かすと、問題が起きる 【Excel演習】
 3.6 有機溶剤の乾燥 【Excel演習】


4.乾燥機の種類と選び方 
 4.1 乾燥機の分類
 4.2 目的に合った乾燥機の選び方
 4.3 材料形状から見た乾燥機とそのトラブル対策

  (1) 液状材料の乾燥
  (2) スラリー状材料の乾燥
  (3) 粉粒状材料の乾燥
  (4) 熱に弱い材料の乾燥
  (5) 固有形状材料の乾燥
  (6) シート状材料の乾燥
  (7) 塗装・塗布物の乾燥

5.乾燥操作における省エネルギー対策 
 5.1 前工程における対策
 5.2 エネルギー効率向上の対策
 5.3 熱源の工夫による省エネルギー対策
 5.4 排熱循環による省エネルギー対策 【Excel演習】

6.乾燥操作におけるトラブル事例と対策 
 6.1 乾燥機の能力に関するトラブル
 6.2 ハンドリングに関するトラブル
 6.3 製品の品質に関するトラブル
 6.4 災害事例と防止

7.乾燥機の性能評価と簡易設計 
 7.1 熱収支式の作り方
 7.2 伝熱容量係数の概略値
 7.3 乾燥機の容積・伝熱面積の概算 【Excel演習】

8.乾燥機の詳細設計
 8.1 回分式熱風乾燥機の詳細設計 【Excel演習】
 8.2 連続式並流型熱風乾燥機の詳細設計 【Excel演習】

  (1) スケールアップ(ダウン)の例
  (2) 省エネ(低コスト化)の例
  (3) 連続式向流型熱風乾燥機の所要容積 【Excel演習】
  (4) 連続式並流型伝導乾燥機の所要容積 【Excel演習】
  (5) 連続式向流型伝導乾燥機の所要容積 【Excel演習】

  □質疑応答□