粉体工学の全体像と
粒子・粉体の特性・挙動の体系的理解
~新たな分類「懸濁集合」「堆積集合」による全体像の整理と横断的理解~
受講可能な形式:【会場受講】のみ
粉体工学は、粉砕・分級・造粒などの個別操作ごとに知識が整理されることが多く、粒子・粉体の特性や挙動を全体像として理解することは容易ではありません。
本セミナーでは、「懸濁集合」「堆積集合」という新たな集合形態の視点から、粉体工学の全体像と粒子・粉体の特性・挙動を体系的に解説します。分散・凝集・沈降・流動・充填といった現象を横断的に理解することで、スラリー技術や粉体操作を個別現象ではなく共通原理から理解できるようになり、現場での設計・改良やトラブル対応に活かせる考察・判断の指針を得ることができます。
本セミナーは、講師が粉体工学の全体像を初めて体系的に整理した内容をもとに構成されています。
| 日時 | 2026年9月15日(火) 10:30~16:30 |
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| 会場 | 東京・品川区大井町 きゅりあん 4F 研修室 |
会場地図 |
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受講料(税込)
各種割引特典
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58,300円
( E-Mail案内登録価格 54,450円 )
S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体53,000円+税5,300円
E-Mail案内登録価格:本体49,500円+税4,950円
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1名分無料適用条件
2名で58,300円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額の29,150円) 3名で87,450円 (3名ともE-Mail案内登録必須) ※4名以上の場合も1名あたり29,150円で受講できます。 |
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| 配布資料 | 製本テキスト(当日会場にてお渡しいたします。) 本セミナーでは、配布資料とは別に、テキストとして『新 粉体工学概論』(講師著、日刊工業新聞社)を使用します。 書籍は当日、会場にて配布いたします。 | |
| 備考 | ※昼食付 ※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。 ※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。 ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。 | |
| 得られる知識 | ・粉体に関する用語・定義・分類を整理でき、粒子・粉体の特性と挙動を体系的に理解できる。 ・ 「懸濁集合」「堆積集合」という視点から、分散・凝集・沈降・流動・充填などの現象を横断的に理解できる。 ・ スラリー技術やバルク粉体技術など、従来は個別に理解されがちであった粉体操作を理解するうえでの整理軸として、集合形態という統一的な視点で整理して捉えられる。 ・ 現場における設計・改良やトラブル発生時に、現象に基づいた考察・判断・対策立案に活かせる。 また、本セミナーで扱う内容については、企業の現場経験者からも「設計・改良やトラブル対応において、現象に基づいた考察・判断の指針として有用」と評価されています。 | |
| 対象 | ・粉体工学をこれから学ぶ初学者 ・粉体工学の知識を整理し、体系的に理解したい方 ・分散・凝集・沈降・流動・充填などの粉体現象を体系的に理解したい方 ・スラリー技術やバルク粉体技術を横断的に理解したい方 ・粉体を扱うプロセス・装置の設計・改良に関わる方 ・粉体に関わるトラブルを、理論に基づいて解決したい方 ・粉体を扱う研究・開発・生産技術・製造現場の技術者・研究者 なお、本セミナーは高校の物理・化学・数学の知識があれば受講可能ですが、内容には工学部3・4年生程度を想定したものも含まれます。 | |
セミナー講師
JHGS株式会社 こな椿ラボ 主宰/名古屋大学 名誉教授 工学博士 椿 淳一郎 氏
専門:固液分散系の挙動解明と評価技術開発
1971年 山形大学工学部化学工学科 卒業
1973年 名古屋大学大学院工学研究科修士課程化学工学専攻 修了
1976年 名古屋大学大学院工学研究科博士課程化学工学専攻 単位取得退学
1976年 名古屋大学工学部化学工学科助手
1986年 名古屋大学工学部化学工学助教授
1987年 (財)ファインセラミックスセンター技術部長
1994年 名古屋大学大学院工学研究科教授
2012年 同上 定年退職,こな椿ラボ開設
こな椿ラボHP: http://konatsubaki.jhgs.jp/
専門:固液分散系の挙動解明と評価技術開発
1971年 山形大学工学部化学工学科 卒業
1973年 名古屋大学大学院工学研究科修士課程化学工学専攻 修了
1976年 名古屋大学大学院工学研究科博士課程化学工学専攻 単位取得退学
1976年 名古屋大学工学部化学工学科助手
1986年 名古屋大学工学部化学工学助教授
1987年 (財)ファインセラミックスセンター技術部長
1994年 名古屋大学大学院工学研究科教授
2012年 同上 定年退職,こな椿ラボ開設
こな椿ラボHP: http://konatsubaki.jhgs.jp/
セミナー趣旨
粉体工学に関する入門書や教科書はこれまでも少なからず出版されてきたが、それらのほとんどの本は、粉砕や分級などの粉体操作ごとに章立てられている。粉体の特性や挙動については、それぞれの章で主題となっている粉体操作を理解するのに必要な項目だけが説明されている。また章ごとに執筆者が異なることがほとんどなので、粉体の特性や挙動を系統的に理解し粉体工学の全体像を描くことは難しい状況であった。
この状況をもたらしたことには、1960〜2000年の頃に粉体技術が公害処理やファインセラミックスなどの無機材料開発の分野に活躍の場を広げ、得られた新たな技術を工学として体系化するの時間がかかったことが、大きく関係していると思われる。
また、粉体は「固体粒子の集まり」と定義されているが、実際には粒子、粒体、粉、粉体、粉粒体など類似の用語が厳密な定義なしに使用されていていることも、粉体工学の全体像を描くことを難しくしている一因と思われる。
本セミナーでは、粒子の「集まり」を「懸濁集合」と「堆積集合」に具体的に規定して、粒子、粉、粉体を厳密に定義することにより粉体の特性と挙動を体系的に解説する。
これにより、粉体に関する用語・定義・分類が明確になり、粒子・粉体の特性や現象を横断的に理解できるようになる。
また、従来は個別の粉体操作ごとに理解されがちであったスラリー技術やバルク粉体技術についても、「懸濁集合」「堆積集合」という集合形態の視点から整理することで、個別現象の寄せ集めではなく、粉体工学全体を一本の軸で捉えられるようになる。
さらに、分散・凝集・沈降・流動・充填といった現象について、現場における設計・改良やトラブル対応に活かせる考察・判断の指針を得ることができる。
この状況をもたらしたことには、1960〜2000年の頃に粉体技術が公害処理やファインセラミックスなどの無機材料開発の分野に活躍の場を広げ、得られた新たな技術を工学として体系化するの時間がかかったことが、大きく関係していると思われる。
また、粉体は「固体粒子の集まり」と定義されているが、実際には粒子、粒体、粉、粉体、粉粒体など類似の用語が厳密な定義なしに使用されていていることも、粉体工学の全体像を描くことを難しくしている一因と思われる。
本セミナーでは、粒子の「集まり」を「懸濁集合」と「堆積集合」に具体的に規定して、粒子、粉、粉体を厳密に定義することにより粉体の特性と挙動を体系的に解説する。
これにより、粉体に関する用語・定義・分類が明確になり、粒子・粉体の特性や現象を横断的に理解できるようになる。
また、従来は個別の粉体操作ごとに理解されがちであったスラリー技術やバルク粉体技術についても、「懸濁集合」「堆積集合」という集合形態の視点から整理することで、個別現象の寄せ集めではなく、粉体工学全体を一本の軸で捉えられるようになる。
さらに、分散・凝集・沈降・流動・充填といった現象について、現場における設計・改良やトラブル対応に活かせる考察・判断の指針を得ることができる。
セミナー講演内容
第0章 粉体の全体像
0.1 粒子の定義と粒子径範囲
0.2 粒子挙動の概観
0.3 粒子集合形態の分類と用語
第1章 粒子の特性
1.1 大きさ
1.1.1 粒子径の定義
1.1.2 粒子径分布の測定
1.1.3 粒子径分布の表示
1.1.4 分布を代表する粒子径
1.1.5 平均粒子径
1.2 形状
1.2.1 形状係数
1.2.2 形状指数
1.3 密度
1.4 比表面積
1.5 破壊強度と硬さ
1.5.1 破壊強度
1.5.2 粒子の硬さ(硬度)
1.6 粒子の表面
1.6.1 表面張力,表面エネルギー
1.6.2 表面曲率が表面エネルギーに及ぼす影響
1.6.3 粉砕時の活性化
1.7 光学的特性
1.7.1 光の吸収・散乱
1.7.2 多数粒子による光の減衰
1.8 電・磁気的特性
1.8.1 電気的特性
1.8.2 磁気的特性
1.9 バルク粒子とナノ粒子
1.10 特性評価用試料の採取
第2章 空気・水中の粒子表面
2.1 空気中の粒子表面
2.1.1 分子の吸着
2.1.2 帯電
2.2 水中の粒子表面
2.2.1 粒子の濡れ
2.2.2 粒子への吸着
2.2.3 粒子の帯電
第3章 粒子に働く力
3.1 単一粒子に働く力
3.2 粒子間に働く力
3.2.1 空気中で働く力
3.2.2 水中で働く力
第4章 懸濁集合
4.1 単一粒子の運動
4.1.1 沈降
4.1.2 拡散と泳動
4.1.3 電場,磁場中の運動
4.2 粒子の衝突
4.2.1 静止流体中での衝突
4.2.2 流れの中での衝突
4.3 粒子の凝集
4.3.1 急速凝集
4.3.2 緩慢凝集
4.4 懸濁粒子の沈降・堆積
4.4.1 均一分散粒子の沈降・懸濁
4.4.2 不均一分散粒子の沈降
4.5 スラリーの流動
4.5.1 流動性の表し方
4.5.2 粒子間引力がない場合の流動
4.5.3 粒子間引力がある場合の流動
第5章 堆積集合
5.1 水と粉
5.2 粉層の構造
5.2.1 充填率,空間率,空隙率,空間比
5.2.2 粒子接触点
5.2.3 偏析
5.3 粉層の静力学
5.3.1 粉層の崩壊
5.3.2 粉の力学特性の測定
5.3.3 応力と接触点の力
5.3.4 容器内の粉圧
5.4 粉の流動
5.5 粒子充填層の流体透過
5.5.1 粒子充填層の流体透過
5.5.2 流動層,噴流層
5.6 粉の固結
5.7 練粉
5.7.1 固・気・液3相構造
5.7.2 練粉の例
□質疑応答□
0.1 粒子の定義と粒子径範囲
0.2 粒子挙動の概観
0.3 粒子集合形態の分類と用語
第1章 粒子の特性
1.1 大きさ
1.1.1 粒子径の定義
1.1.2 粒子径分布の測定
1.1.3 粒子径分布の表示
1.1.4 分布を代表する粒子径
1.1.5 平均粒子径
1.2 形状
1.2.1 形状係数
1.2.2 形状指数
1.3 密度
1.4 比表面積
1.5 破壊強度と硬さ
1.5.1 破壊強度
1.5.2 粒子の硬さ(硬度)
1.6 粒子の表面
1.6.1 表面張力,表面エネルギー
1.6.2 表面曲率が表面エネルギーに及ぼす影響
1.6.3 粉砕時の活性化
1.7 光学的特性
1.7.1 光の吸収・散乱
1.7.2 多数粒子による光の減衰
1.8 電・磁気的特性
1.8.1 電気的特性
1.8.2 磁気的特性
1.9 バルク粒子とナノ粒子
1.10 特性評価用試料の採取
第2章 空気・水中の粒子表面
2.1 空気中の粒子表面
2.1.1 分子の吸着
2.1.2 帯電
2.2 水中の粒子表面
2.2.1 粒子の濡れ
2.2.2 粒子への吸着
2.2.3 粒子の帯電
第3章 粒子に働く力
3.1 単一粒子に働く力
3.2 粒子間に働く力
3.2.1 空気中で働く力
3.2.2 水中で働く力
第4章 懸濁集合
4.1 単一粒子の運動
4.1.1 沈降
4.1.2 拡散と泳動
4.1.3 電場,磁場中の運動
4.2 粒子の衝突
4.2.1 静止流体中での衝突
4.2.2 流れの中での衝突
4.3 粒子の凝集
4.3.1 急速凝集
4.3.2 緩慢凝集
4.4 懸濁粒子の沈降・堆積
4.4.1 均一分散粒子の沈降・懸濁
4.4.2 不均一分散粒子の沈降
4.5 スラリーの流動
4.5.1 流動性の表し方
4.5.2 粒子間引力がない場合の流動
4.5.3 粒子間引力がある場合の流動
第5章 堆積集合
5.1 水と粉
5.2 粉層の構造
5.2.1 充填率,空間率,空隙率,空間比
5.2.2 粒子接触点
5.2.3 偏析
5.3 粉層の静力学
5.3.1 粉層の崩壊
5.3.2 粉の力学特性の測定
5.3.3 応力と接触点の力
5.3.4 容器内の粉圧
5.4 粉の流動
5.5 粒子充填層の流体透過
5.5.1 粒子充填層の流体透過
5.5.2 流動層,噴流層
5.6 粉の固結
5.7 練粉
5.7.1 固・気・液3相構造
5.7.2 練粉の例
□質疑応答□
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