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《GMP事例集2022をふまえた》
製造管理/品質保証担当者の
質を高めるための教育訓練/
文書管理における逸脱防止のノウハウ

~企業における品質文化の醸成~
~教育訓練の実効性評価の具体的な方法について~

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ


本セミナーでは、GMP事例集で特に変わった重要な6項目について実際の事例から理解していただきます。
また昨今各社で検討されている“Quality Culture”の醸成についても説明します。

 
【得られる知識】
・2022年GMP事例集の変更・追加点
・教育訓練
・Quality Culture
 

 
【Live配信受講者特典のご案内】
Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。
日時 【Live配信受講】 2024年7月25日(木)  10:30~16:30
【アーカイブ配信受講】 2024年8月6日(火)  まで受付(配信期間:8/6~8/20)
会場 【Live配信受講】 オンライン配信セミナー  
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【アーカイブ配信受講】 オンライン配信セミナー  
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受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
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E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)
【テレワーク応援キャンペーン(1名受講) オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価 41,800円/E-Mail案内登録価格 39,820円 )

 定価:本体38,000円+税3,800円
 E-Mail案内登録価格:本体36,200円+税3,620円
1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
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特典Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。聞き逃しや振り返り学習に活用ください。
(アーカイブ配信については、「オンライン配信」項目を参照)
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
  ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
   なお、アーカイブ配信受講の場合は、配信日になります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

セミナー視聴はマイページから
お申し込み後、マイページの「セミナー資料ダウンロード/映像視聴ページ」に
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(アーカイブ配信は、配信日に表示されます。)
備考※講義中の録画・録音・撮影はご遠慮ください。

セミナー講師

(株)ミノファーゲン製薬 顧問
脇坂 盛雄氏 【講師紹介】


エーザイ株式会社入社後、品質企画部 統括部長、品質薬事部 統括部長、品質保証責任者など30数年に渡り従事し、2013年9月に退職、現在に至る。

【主なご業務/専門】
医薬品の品質管理/品質保証

セミナー趣旨

2022年4月28日にGMP事例集がでました。GMP事例集は事務連絡なので、強制力はありません。GMP省令はこれを守ることが医薬品製造所では義務付けられており、GMP適合性調査や無通告査察でも遵守が確認されます。GMP省令だけでは、具体的にどうすればよいかが明確にわからない箇所も多いため、GMP逐条解説が通知でもって、GMP省令でいう***はこう言うことですとより詳しく説明しています。そしてGMP事例集ではさらに具体的なやり方についてのQ&Aとして例が出ています。
2022年GMP事例集では2013年掲載されていた事例が削除されていたり、回答の説明内容が微妙に変わっています。それについて追加のGMP事例集が出ています。
GMP事例集は「参考に」との位置づけですが、他の選択肢を選んでいると説明が難しくなったり、当局の査察官がそれに賛同してもらえるかは個人差もあり難しいです。GMP事例集通りであれば、当局の指摘もありません。
改正GMP省令の逐条解説を参考に先ずは実践する。そして2022年GMP事例集で2013年と変わった点や新たに追加された項目を実施することが必要になります。100点満点は求められません。先ずは80点以上の対策を目指して実施することです。
本セミナーでは、GMP事例集で特に変わった重要な6項目について実際の事例から理解していただきます。また昨今各社で検討されている“Quality Culture)の醸成についても説明します。それ以外の2013年GMP事例集から変わった点、2022年GMP事例集で新たに追加された主な項目について説明と場合によってはその背景の説明を行い、対策の案を紹介します。2022年GMP事例集で逐条解説にもないことを求めています。その多くはそれまでの製品回収に関係するGMP課題のレベルUpです。

セミナー講演内容

1.承認事項の遵守 ⇒3の2-1
 1)遵守の留意事項を説明
 2)通知の理解
 3)承認書齟齬の方法と歯止め
 4)齟齬があった場合の対応事例
  ①違う製造所で製造していた
  ②他社のGMP適合性調査で齟齬があった。
  ③保管場所の漏れ
 
2.逸脱の管理 ⇒15-2,3,4
 1)「逸脱の原因次第では、逸脱が発生した製造ロットのみならず、
   過去に製造した同一品目のロットないしは他品 目の製造ロットにも影響が及ぶ可能性がある。」
 2)逸脱を逸脱と理化していない事(例
  ①カラム理論段
  ②注射剤の不溶性異物試験(SOPより先輩の指示に従う)
  ③SOP違反と気づかず行っている
 3)CRM訓練
 
3.CAPAについての説明 ⇒2022年版2-44
 
1)再発等のリスクが許容可能な水準まで低減されていることを確認することが追加されている。
  CAPAを行うときに気をつけるポイントについても説明する。
 2)原因究明(経年での不溶性異物発生)
 3)大学病院の不溶性微粒子試験で不適合で新製品が納入されない
 
4.DI ⇒8-18 
 1)DIについて追加
 2)PIC/S DIガイダンスの和訳の紹介
 3)PIC/S DIガイダンスのレベルをPMDAが指摘事項で求めている。
 4)どこまでDI対応を行うか
 
5.OOS ⇒11-59、60、61
 1)OOSが具体的に入ってきた。
 2)FDAのOOSガイダンスが2022年5月に最終版が出ており、その和訳を紹介する。
 3)OOS対応事例などの失敗で会社が倒産(小林化工)事例から学ぶ
 
6.教育訓練  ⇒19-5、6
 1)改正GMP省令で「定期的に評価」を求めており、事例集で具体的な対応について説明している。
 2)経営陣のリソースの提供
 3)製造管理/品質保証担当者の質を高めるための教育訓練
   他社の失敗事例から学ぶ
 4)文書管理における逸脱防止のノウハウ
 
7.企業における品質文化の醸成
 1)イソップ寓話「北風と太陽」から学ぶ
 2)JR西福知山脱線事故から学ぶ「意図しないミスに罰則は禁止!」
 3)「心理的安全性」
 
8.その他のGMP事例集で気を付けたい点(変わった点など)
 1)医薬品品質システム⇒3の3-1~13
 2)品質リスクマネジメント ⇒3の4-1~3
 3)品質部門 ⇒4の1~3 
 4)規格及び試験方法 2013年GMP7-19⇒7-10 
 5)中間製品 ⇒7-14
 6)製造方法及び製造手順 ⇒7-17
 7)標準的仕込み量 7-32⇒7-19,20,22
 8)代替試験 7-25⇒7-26
 9)その他(製造販売業者との取り決め) ⇒7-30 
 10)標準品等⇒8-17
 11)飛散しやすく、微量で過敏症反応を示す製品等 ⇒9-13
 12)設備の共用 ⇒9-18~22,29,30
 13)製造用水に関する構造設備 ⇒9-33
 14)保管 ⇒10-26
 15)その他(原薬篩過&ろ過工程の追加) 10-37
 16)試験検査の一部省略等 11-2、11-16⇒11-4、11-21 追加 
 17)試験検査の一部省略
 18)その他(試液) ⇒11-32
 19)検体採取(サンプリング)8-16~19&11-34~40⇒11-40~43
 20)参考品・保存品保管 ⇒11-57
 21)MRA 11-61~64⇒11-63~71
 22)安定性モニタリング 11-69 ⇒11の2-5
 23)製品品質の照査 ⇒11の3-2~5
 24)原料等の供給者の管理 ⇒11の4-2,3,7,8
 25)外部委託業者の管理 ⇒GMP11の5-1~6
 26)プロセスバリデーション ⇒13-30
 27)洗浄バリデーション ⇒13-55 
 28)洗浄バリデーション ⇒13-56 
 29)変更時のバリデーション ⇒13-68 14-2,3,5
 30)錠剤やカプセル剤のSP包装又はPTP包装の充填から包装までの工程におけるバリデーション ⇒13-76 
 31)バリデーション(その他) ⇒13-90
 32)品質情報等 ⇒16-1,4,5,8
 33)文書等の管理 ⇒20-3,4
 34)原薬たる医薬品の参考品保管 ⇒21-3
 35)2022年GMP事例集の追加

□ 質疑応答 □